HER2 is one of the famous cancer bio-marker, especially breast cancer.
HER2 positive breast cancer patients is well-known to indicate poor prognosis.
Herceptin is the drug, which attacks the HER2 positive breast cancer cell and enhances the ADCC activity in them.
Till now, we paid attention to the HER2 over-expression on the cell membrane HER2 and the HER2 gene amplification in the genome.
However, this report indicates that the location where HER2 protein expressed is important.
They said HER2 protein expressed into the nucleus would indicate to worse prognosis.
Clinical relevance of ErbB-2/HER2 nuclear expression in breast cancer
Background
乳がんにおける核内のErbB-2/HER2（NuclErbB-2）の生物学的な関わりは良く分かっていない。本報告において、我々は原発浸潤性乳がんで見られたErbB-2の核内局在の臨床的意義について評価した。このたんぱく質は、腫瘍マーカーの予後予測研究（REMARK）ガイドラインの推奨においては参考情報とされている。Methods
ラテンアメリカ、チリに在住する原発浸潤性乳がんの女性患者から作成した、273症例の組織マイクロアレイを用いて、細胞膜状のErbB-2/HER2（MembErbB-2）とNuclErbB-2を我々が開発した免疫蛍光法（IF法）で、ErbB-2の発現量は一連の抗体を用いた免疫組織化学染色法（IHC法）で評価した。
そして、NuclErbB-2とMembErbB-2の間の相関性、NuclErbB-2と腫瘍の臨床病理学的特徴の間の相関性を調べ、全生存期間（OS）に対するNuclErbB-2と予後の関連はカプランマイヤー法を用いて評価した。そして、NuclErbB-2がOSに対する独立因子と示された場合はCoxモデルをNuclErbB-2に適用した。Results
IF法はIHC法よりもはるかにNuclErbB-2の検出感度が高かった。一方、MembErbB-2の検出特異度と感度はIHC法とほぼ同等であった。
今回のコホートではIF法ではNuclErbB-2陽性が33.6%、MembErbB-2過剰発現が14.2%と示された。そして、IHC法でのMembErbB-2の有病率は13.0%であった。
我々はNuclErbB-2陽性がMembErbB-2を過剰発現する患者におけるOSの低下の有意に独立した予測因子になる可能性を見出した。
NuclErbB-2はまた、MembErbB-2を過剰発現し、ステロイドホルモン受容体を持たない腫瘍に置ける低いOSに対するバイオマーカーでもあった。Conclusions
Clinical relevance of ErbB-2/HER2 nuclear expression in breast cancer | BMC Cancer | Full Text
我々はNuclErbB-2がMembErbB-2陽性乳がんにみられる悪い予後に対する独立した予後予測因子になりうることを明かにした。この研究からNuclErbB-2をもつ患者には新しい治療戦略、例えばErbB-2の核内移行を阻害するなど、が必要であることを示唆している。
Herceptin can't always work well to all HER2 positive patients, and about 30% of their patients will be thought to be non-responders.
This differences would be related to clasification between the responders and the non-responders.
