データを理解する・その3「特異値分解、固有値」
これも、2020年にまとめていた記事。これが最後 放置していたままも嫌なので、公開します。
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長い年末休暇を利用して、理解した記録です。
特異値分解
特異値分解は、行列を 3 つの行列の積に分解する。
$$ X = USV^{T} $$
このとき、$U$を右得意行列、$V$を左得意行列、$U$を特異値行列とよぶ。
$U$と$V$は正方行列で、$U$が$[n \times n]$、$V$が$[m \times m]$のとき、$V$は$[n \times m]$の行列になる。
$S$の要素は次で$s_{1 \dots k}$が特異値になる。また、$SS^{T} = S^{T}S = S^{2}$の性質を持つ。
固有値
固有値は、特異値分解の$U$と$V$で$V^{T} = U$となるときに成立する。
$$ A = P \Lambda P^{T} $$
このときの$\Lambda$は次で$\lambda_{1 \dots k}$が固有値。