日々のつれづれ

不惑をむかえ戸惑いを隠せない男性の独り言

乳がんの術後の治療法

乳がんは閉経や受容体や、いろいろな指標を考慮して治療が決まるから、複雑だなぁと思う。
でもこれは、選択肢が多いということで、お医者さんも患者さんも助かるということなんだよね。

  • 術後補助療法 ... HER2とホルモン受容体できまる
ホルモン受容体
高い 不完全 なし
HER2受容体 陰性 ホルモン療法(+化学療法) ホルモン療法(+化学療法) 化学療法
陽性 ホルモン療法+ハーセプチン+化学療法 ホルモン療法+ハーセプチン+化学療法 ハーセプチン+化学療法

  • リスク分類(再発のしやすさ) ... リンパ節転移、主要の大きさ、悪性度、脈管浸潤、HER2/ホルモン受容体、年齢できまる
低リスク リンパ節転移なし次の全てに該当
- 腫瘍の大きさ:2cm以下
- 悪性度:グレード1
- 広範な脈管浸潤:なし
- HER2受容体:陰性
- ホルモン受容体:陽性
- 年齢:35歳以上
中リスク リンパ節転移なし次の1つ以上に該当
- 腫瘍の大きさ:2.1cm以上
- 悪性度:グレード2~3
- 広範な脈管浸潤:あり
- HER2受容体:陽性
- ホルモン受容体:陰性
- 年齢:35歳未満
リンパ節転移1~3個次の全てに該当
- ホルモン受容体:陽性
- HER2受容体:陰性
高リスク リンパ節転移1~3個次のいずれかに該当
- ホルモン受容体:陰性
- HER2受容体:陽性
リンパ節転移4個以上

ここが詳しくて分かりやすいです。