日々のつれづれ

不惑をむかえ戸惑いを隠せない男性の独り言

子供の夢と大人の現実

今週のお題「サンタクロース」
12月になり、職場でも同僚と話になった。
昨今のおもちゃ事情は大変だ。大きいお友達も混じって、おもちゃ争奪戦となっている。
僕たちの世代(団塊Jr.)はテレビっ子で、マンガっ子で、ファミッ子だった。
そして、僕達は大人になり、テレビ業界、出版社業界、ゲーム業界に入社して、40そこそこになっている。
そうなるとそこそこの立場になり、メディアを操作しはじめる。
自分たちが惑わされた手口を良く知っているが故に、さらに巧妙に惑わす手口で…

仮面ライダーは4月スタート3月終わりから、9月スタート8月終わりになった。
で、戦隊物は引き続き4月スタート3月終わりらしい。
つまり、両方の新発売が競合して、売上を食い合うことがなくなっている。

また、XX周年と銘打って、数年前、数十年前のヒーローまで登場させる。
新キャラはデザインが大変なので、倉庫に眠った着ぐるみを使いまわしてコストを抑えているのだろうか…ソフビ、ベルトなど、昔なら型落ち大バーゲンの商品が定価で売られる。

で、サンタクロース…
ベルトが手に入らない…昔ならクリスマス商戦に溢れかえったおもちゃが、いつも品薄だ。
大量生産で在庫を抱えるくらいなら、生産を落として、プレミアにして、大人たちが飛びつくようにしている。
実に巧妙なビジネスモデルだ…

サンタクロースはメディアに翻弄される…