日々のつれづれ

不惑をむかえ戸惑いを隠せない男性の独り言

卵巣がんの特徴と診断・治療のメモ

卵巣がんについての自分メモ

卵巣がんの特徴

  • 初期の自覚症状が小さいため、早期発見が難しい
  • 画像診断や血液検査から良性と悪性の区別が難しく、組織採取が必要
  • 卵巣は体の中にあるので、検体採取には手術しなければならない
  • 手術時に卵巣の一部を採取して、がん診断をすぐに実施して、術式を判断しなければならない
  • 抗がん剤が比較的有効だが、生存率はがんの進行度に依存する
愛知県がんセンターから

http://www.pref.aichi.jp/cancer-center/hosp/12knowledge/iroirona_gan/img/10ranso/10-1.jpg

卵巣がんの統計

がんの統計はがん情報サービスがとても便利です。国立がんセンターのがん統計をインタラクティブに確認できます。

卵巣癌の罹患者数(1985-2005)

http://ganjoho.jp/resources/graph_database/images_20110111/OSV1051_19_1985-2005.jpg

卵巣癌の死亡者数(1985-2005)

http://ganjoho.jp/resources/graph_database/images_20110111/OSV1030_19_1965-2009.jpg

卵巣がんの治療方針

基本的に手術+抗がん剤が標準的な治療法のようです
手術では、両側の卵巣を摘出して、転移を予防するために周囲の大網やリンパ節も摘出することが多いですが、片方だけ摘出するケースもあるようです
でも、片方を残すリスクもあるので、医師と患者とよく話し合うことが大切のようです

術後化学療法

卵巣がんでは手術後の抗がん剤の使い方(術後化学療法)、特に術後再発に注目が集まっているようです
非侵襲的な診断法があれば、早期発見や検査のための手術がなくなるんでしょうね。

産婦人科学会には卵巣がんや子宮がん(子宮頚がん子宮体がん)についてのトピックが多いので勉強になります。
一方で乳がん日本乳癌学会が中心となって情報発信しています。