日々のつれづれ

不惑をむかえ戸惑いを隠せない男性の独り言

ふと思い出し手に取った本

昔、京都に住んでいた頃、αステーションという地方局で紹介されていた本があった。

そうだ!元気をもらいに、山の阿闍梨さまに会いに行こう。

そうだ!元気をもらいに、山の阿闍梨さまに会いに行こう。

この本は著者の女性が実際に阿闍梨様と対面し、自分自身が見て、感じ、思ったことが素直に書いてあるフォトエッセイです。美しい写真と相まってすーっと頭に入ってきます。
最近、メンタル面のケアを進めているためか、ふとこの本を思い出しました。

僕は高校が東寺にあったこともあり真言宗高野山よりの人だと思っています。でも、この本に出会って、宗教は宗派ではない、という根本に気づくことができました。

そして今、40を目の前に控え、自分自身の内面を掘り下げていると、「徳」とか、「業」とか、「教え」とか、宗教観に似た感情があることに気がつきます。
人生を積むということは、自分の心に宗教が伝える教えが培われて行くことなのかなぁ、と最近思ったりします。