日々のつれづれ

不惑をむかえ戸惑いを隠せない男性の独り言

節電と原発再稼働

今週のお題「2013 日本の夏」

今年も「節電」という
一方で、「原発再稼働」という

両方がセットで叫ばれることは少ない
ただ、メディアは申し合わせたかのように、交互に流し始める

頭の中では、二つの単語はシンクロし、いつしか、節電回避には原発再稼働が有効な手段かのように、人は思い始めないだろうか…

と、最近、心配になっている

節電は夏だけのものでもない

また、震災前もエコブームで節電は実行されてきた
じゃあ、今と昔は何が違うの?
昔の省エネは何だったの?

  • 震災以降の節電の効果が、どの程度、世の中に貢献しているのか
  • 震災前後で何がどう変わったのか、変わらないのか
  • 残された節電の課題は何か

といった議論は聞かない
データも見たことがない

節電、節電とお題目だけ叫ぶ

ゴールの見えない取り組みは、時に心を疲れさせる

人は疲れたとき、冷静な判断ができなくなる
原発が安易な電力入手手段と思わせるだけ、人の心を疲れさせることができたとき、再び、原発は正論にならないだろうか?

日本の夏
夏の向こう側にある、大切な何か、を見つめる夏にしたい