今週のお題「空の写真」
地震雲
自信のあったときの空の写真が出回り、特殊な形をした雲があった、とか、なかった、とか
インターネットやSNSでもいろいろな発言があり、まさに玉石混交
公式な見解としては、気象庁HPのQ&Aが参考になるんだけど、「そうだよね」って思う。
対策がない予知は認めにくい
気象庁HPは本当に慎重に言葉を選んでいて、丁寧かつ正確な回答だなあ、って印象です。
思い込みや勘違いで聞き手を不安に、混乱させないように、言葉を正確に選んでいる。
仮に「地震雲」があるとしても、「地震雲」とはどのような雲で、地震とどのような関係で現れるのか、 科学的な説明がなされていない状態です。
形の変わった雲と地震の発生は、一定頻度で発生する全く関連のない二つの現象が、見かけ上 そのように結びつけられることがあるという程度のことであり、現時点では科学的な扱いは出来ていません。
これって、科学的に説明できる/できないをはっきりさせる動き(研究)がある ってことなんだろな。
地熱、海水温とか
NHK見ると地震の発生メカニズムの番組があって、好きで見ている。
このシリーズ、定期的に更新しているので、また放送してほしい。
これを見ると、地震はプレートの動きと関係していることは周知だけど、プレートの動きは熱を出すので海水温が上がっている、ってことだった。
海水温が上がるってことは、雨とも関係するよね。とすると雲とも全く関係ないとも言い切れないんだろな。
これが 現時点では科学的な扱いは出来ていません って慎重な回答につながっているんだろな。
海水温と雨の関係もあって、NHKというか、世の中はこの観点で研究が進んでるって実感します。
確かに、大地震のある/あったときって、被災地に大雨や大雪が降っている印象があります。
地磁気とか地球のダイナミズムみたいなものが関係してるってことですよね。
PCの処理能力の向上で、昔はできなかった計算ができるようになった。これからドンドンわかってくることを期待してます。