エディターを新しくした
今年の振り返り
今年は昔の生活がぶり返していて、昔取った杵柄でご飯を食べるような生活でした。 これは去年から参加するプロジェクトに関係している。個人的には「新しい自分にアップデートしてないな」と思うことが多いけど、昔の自分を知っている人から昔の自分に頼ってもらえる、って感覚はとてもありがたい。
今は精一杯頑張る、って時期なんですね。 ってことで、昔の自分を振り返ってみた
入社当時の昔話
もうかれこれ20年近く前になる話。操作手順をワークフローにするときエクセルやパワーポイントを使っていた。
- エクセル --- セルを単位に動作を決めるので、セルに動作を打ち込む → セルを移動する → 次のセルに動作を打ち込む の繰り返し。これが楽。配置を変えるときもセルをコピペする。楽。その半面、セル同士をつなげない。フローにする段階で苦労する。
- パワーポイント --- 矩形を作って、文字を入れてオブジェクトにする。矩形を作る → 文字を打ち込む → 次の矩形を作る → 文字を打ち込む の繰り返し。矩形を作るのが面倒でした。その反面、配置を変えてイメージを膨らますのはよかった。
結局、どちらも一長一短でしたが、当時はパワーポイントのようなプレゼンアプリが市民権を取り始めたころ、不便と思うこともなかった。プレゼンに時間をかける余裕があった時代ですね。
2000年の頃
自分の技術が上がって、その結果をプレゼンする機会が増えた。その生活の中、どうしても結果を解析する必要があって、いわゆる 統計解析ソフト じゃあ処理が追い付かないことが増えていた。原因はGUI。マウス中心の解析じゃあ、どうしようもなくなっていた。
その頃、Rに出会ったんですよね。国際学会に出たとき、ヨーロッパのIT企業のブースでした議論の中、教えてもらったソフトでした。 大嫌いなプログラムを使うなんて「まさか」って思ったけど、背に腹は代えられず、エディター中心の生活になりました。
でも、いざCUIの生活になると、マウスに手を伸ばすのがおっくう。エクセルもパワーポイントも、何それおいしいの?って感覚。IT便利グッズを漁ってた。もう売ってないだろうけど、今も現役です。
でも、ワークフローは大変。こればかりは、GUI、エクセルやパワーポイントから離れられなかった。 で、出会ったのが、Rのdiagramパッケージ。直感的な図示は苦手だけど、頭で流れを整理する → 動作と流れの配置を決める → Rでコードを書く な生活。
library(diagram) x <- matrix(data=sample(0:1,9,replace=TRUE),ncol=3,nrow=3) dimnames(x) <- list(c("x1","x2","x3"),c("y1","y2","y3")) plotmat(x)
こんな感じ。
そうして仕事を変わった
5年単位で仕事が変わるんですよね。RもCUIも使わない生活になった。
PCやデータと向き合う生活から一転、人と毎日会い、交渉や議論をする。学生時代はディベート好きだったから、性に合ってるんだろうね。いま振り返っても、人相手の仕事はつらいこと多いけど、面白かった。
去年から
Rを使う生活に戻った。何億年ぶり?って感じで、いろいろ戸惑ってる。
Pythonの勉強はJupyter Notebookだったけど、仕事でも使うならちょっと使いづらい。で、エディター環境を新しくした。Atom、Sublimeを試して、でも使いづらくて、今はVS Codeになった。
最近はそんな感じです。