UMLを練習する、アクティビティー図 ベータ版-11
アクティビティー図 その2
アクティビティー図を描いて残念だったこと
- 行動の位置(ノード)が自動配置の反面、思った位置にいってくれない
- 行動をつなぐ線・矢印(エッジ)がくねくねの曲線
- 条件分岐で、ダイヤモンドの外に条件が記載され、条件を見分けにくい
- 行動は1つだけ、2つ以上の同じ行動を使えない
もちろん、良い機能もたくさんあります。ただ、慣れてくると、贅沢になって、もっと機能が欲しくなるって気持ちです。
アクティビティー図(ベータ版)
plantUMLの公式に、アクティビティー図(ベータ版) の記述がある。どうも、アクティビティー図は過渡期のようで、新しい構文を提唱しているっぽい。
落穂ひろい
ホットケーキレシピで扱えなかった構文について、追記します。
終了
現行は終点に二重丸しか使えない。フロー図を描くと、フローの途中で終点に行かないフローが出てくる。
@startuml title 現行で終了を使えない (*) --> ホットケーキミックスを準備する ホットケーキミックスを準備する --> 焼く 焼く --> 裏返す if 黒焦げ then --> [No]成功 else --> [Yes]失敗 endif 成功 --> 食べる 食べる --> (*) 失敗 --> (*) @enduml
成功しても、失敗しても、フローは同じ結論に至ります。
これがβ版の end を使うと、失敗したときそのフローがそこで中断することを表記できます。
@startuml title 終了 start :ホットケーキミックスを準備する; :焼く; :裏返す; if (黒焦げ) then (No) :成功; :食べる; stop else (Yes) :失敗; end endif @enduml
何気に便利な機能。