日々のつれづれ

不惑をむかえ戸惑いを隠せない男性の独り言

新しい出会いが欲しいな

今週のお題「夏に読みたい1冊」

もともと活字が苦手なので、統計やマーケティング、医療など自分の好きな領域の本しかよまないという、すごく食わずぎらい、偏食傾向にあると自覚している

最近は、R本も飽和傾向にあって、いろんなタイプの本が本屋に並ぶ

ただ、

  • 入門編が多い
  • 逆引き辞書みないな本が売れている

って感じで、ちょっと食傷気味

その理由は明確で

  • 入門編はネットでもフリーで手に入る
  • 逆引き辞書は、時短効果はあるけど、ネットで探すという楽しみがない

ということだと分かっている

逆引きという縛り

逆引きリファレンスっていろんなIT系の書籍である

私もコマンドリファレンスを買ったことがある

Linuxコマンドブック ビギナーズ

Linuxコマンドブック ビギナーズ

でも、買ってから気づいたけど、IT系ってネットに基本的な情報がある
だからなくても困らない

要は『素の一手間を惜しむのか?』ってこと

一手間かけてネットで調べると、気づかなかったTipsに出会える
世界が一気に広がる

ウェブが始まったこと、ネットサーフィンで情報が繋がり、一つのハブから知識が派生して言った感覚

だから、私はリファレンス本はその一冊だけしか持っていない
一手間を惜しむことで手に入れる自由より、一手間をかけることで得る自由が好きなんだ

Rを始めたころ、書籍など本屋にほとんどなく、ネットでしか情報は手に入らなかった
だから、ネットがすべての始まりだった

書籍から始まる知識
それが何かって考えなきゃ

何を読む?

ネットで調べれば事足りる時代
じゃあ、何を読む?

だから、コマンドリファレンスで手に入れた世界を考えてみる
当時は何を調べたら良いかも分からなかった

Rを使うだけならWindowsでも事足りた
でも、Rを媒体として、いろいろな操作をしたくなると、やっぱり足りない
当時、リソースのほとんどがLinuxだったから

で、鞍替えして、調べ始める
Linux操作を調べたいが、きっかけがない
リファレンス本はその「きっかけ」を与えてくれた

だから、「きっかけ」を手に入れる本が良いかな?って思う

今、RとRubyの融合が書籍になった

RとRubyによるデータ解析入門

RとRubyによるデータ解析入門

RやRubyでもパッケージが出て久しいが、書籍になったのは喜ばしい
これは裾野が広がったってこと

この本は新しい出会いの入り口かもしれない
そう思う

Rももう一歩欲しいところ

飽和したRの世界
もう一歩、欲しいところ

この本も、少し毛色が変わったリファレンス本ということで、面白いと思う

Rパッケージガイドブック

Rパッケージガイドブック

  • 作者: 岡田昌史,荒木孝治,伊藤康広,里洋平,高柳慎一,棚瀬貴紀,谷村晋,中谷朋昭,蓮見亮,林真広,樋口千洋,福島真太朗,牧山文彦,横山貴央,akira,mickey24
  • 出版社/メーカー: 東京図書
  • 発売日: 2011/04/09
  • メディア: 単行本
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次はもう一歩、踏み込んだR本が欲しいな
やっぱり、Rは統計学、計量学のツール
実務者が本当に意味のある書籍
そんなものが欲しい

フリーソフトウェアRによる統計的品質管理入門第2版

フリーソフトウェアRによる統計的品質管理入門第2版

こういった分野の書籍が増えてくれば、面白い展開があると表います